Gather-Tech.info #23: メンバーが自主的に成長できるチーム作りに必要なもの
#23です。アドベントカレンダーが始まった影響かちょっと記事が多めとなってしまいました。
先週はAWS re:Invent 2016が開催されていました。新サービス、新機能が多すぎて把握できないですね。どこかで時間を見つけてちゃんとキャッチアップせねば。
とりあえずざっと全体を俯瞰できそうなページを貼っておきます。
- AWS re:Invent 2016 発表サービスを三行でまとめる : Qiita
- AWS re:Invent 2016 発表された新サービス・新機能を一挙紹介!(トピック・関連エントリまとめ) #reinvent : Developers.IO
- AWS re:Invent2016【保存版】全セッションを網羅!非公式まとめ #reinvent : Developers.IO
今週のイチオシ
エンジニア個人が自主的に成長するように促す - エンジニア組織の自律的成長 - 人間とウェブの未来
エンジニア個人が自主的に成長するよう促すためのポイントがまとめられている。「技術的解決の面白さを伝える」、「仕事を任せ成功体験をして頂く」、「促す側がエンジニアの仕事として理想である姿を見せる」を意識することが大事。
ひと言
ただ単に促すだけでなく、促す側の心構えとかそれに伴う行動とか熱量も大事。促す側に活気がなかったら周りはどうやってもついていかない。ちょっとウザいくらいな感じでそういう行動とか熱量をどんどん周りに共有していくべきだと思っている。
それでも響かない人がいるかもしれないが周りの大多数が影響を受けて行動しだしたら響かなかった人も徐々に影響を受けてくるだろう。文化というものはこうやって根付いていくのだと思う。
ニュース
マイクロソフトのHoloLens、日本でも12月2日に予約注文開始。税別33万3800円から : Engadget 日本版
Hololensがついに日本投入。開発者向けが33万3800円、法人向けが55万5800円。
TensorFlow 0.12 adds support for Windows : Google Developers Blog
TensorFlowにWindowsサポートが追加された。GPUも使える。
アーティクル
JSONをインタラクティブに掘り下げるコマンド jid : Qiita
JSONの構造を掘り下げていけるツールをGoで作成したという話。jqだとめんどくさい構造を把握していないJSONに対してもインタラクティブに堀り下げて確認できる。
DevOps Defined : HashiCorp
HashiCorpが定義するDevOpsについてと同社のプロダクトの位置づけについて書かれたガイドライン。日本語訳された方がいたので以下に貼っておく。
CocoaPods・Carthageでインストールした成果物はバージョン管理に含めるべきか? : Qiita
iOSアプリ開発において、CocoaPodsのPods
フォルダ、CarthageのCarthage/Chackouts
,Carthage/Build
をバージョン管理下に置くべきかについて。CocoaPodsは含めることを推奨しているがそれぞれ利点、欠点があるので自分のプロジェクトにあったものを選べばよい。
TravisCIでiOSの依存ライブラリの更新を自動化する : TECHNICA Speee engineer blog
Carthageでライブラリ管理を行っているiOSアプリで定期的に依存ライブラリのアップデートをチェックする方法について。チェックしてアップデートがあればPRを投げる仕組み。Travis CIのcron機能を使っている。
git で reviewer を探すスクリプトを作りました : LINE Engineers’ Blog
無駄にレビュワーの数を増やさずに適切な人をレビュワーにアサインする仕組みについて。関わっているファイル数、コミット数に基づきレビュワーを選出する。
URLをコピーしたらQRコードに自動変換して表示するMacアプリをSwiftで作った : Qiita
MacアプリをSwift3で作った方法について。Macアプリの作り方のチュートリアルとしてよい記事。ステータスバーへのアイコン表示方法、ホットキーの登録方法、ログイン項目への追加方法など必要なことがコンパクトにまとまっている。
JavaScriptテスト自動化キホンのキ : Qiita
JavaScriptをテストするにあたって必要な各種ライブラリについて分かりやすくまとめられている。アサーションライブラリ、トランスパイラ、タスクランナーがなぜ必要なのかが順を追って分かる。
スライド、ビデオ
リクルートマーケティングパートナーズでのDeployGate活用事例 : Speaker Deck
ステークホルダーが多く、利用者も多い中でどのようにDeployGateを利用しているのかがまとめられている。誰がどのバージョンをインストールしたかSlackで通知、アイコンにバージョンを付与するなど工夫している。また、ユーザー管理をterraformでコード化して管理している。
それをEnumるなんて とんでもない! - Swift Enum antipattern : Speaker Deck
SwiftのEnumの使い方について。Enumの使い方として悪い例、正しくはどう使うべきかが説明されていて分かりやすい。そもそもEnumを使うべきかのチェックシートも最後に書かれている。
クラウドを活用した WebRTC コールセンターの最前線 : Speaker Deck
SaaS型のWebRTCコールセンターを開発した話をベースにWebRTCでアプリを作る際の知見がまとめられている。後半にはWebRTCを使うには最新のWebテクノロジーに追従していくことが大事だという理由が書かれている。
ツール、ライブラリ
Eject: GitHub
xib
ファイルをSwiftのコードに変換してくれるCLIツール。HerokuにデプロイされているWeb版もある。
ExpediaInceCommercePlatform/cyclotron: GitHub
Node.js製のWebベースのダッシュボードシステム。データソースとしてElasticsearch、Graphite、Splunkなどに対応している。
lambdoku: GitHub
AWSのLambdaをherokuと同じようなコマンドで扱えるようにするツール。
slack-inviteviz: GitHub
Slackのinvite関係を可視化するツール。以下は作者の方の解説記事。
書籍
自然会話ロボットを作ろう! RaspberryPiとArduinoで作る人工知能 : Amazon.co.jp
12/15発売予定。詳細な内容がまだ分からないが面白そう。
サービス、アプリ
VideoLAN - VLC goes 360°
VLC Playerの360°動画再生版のTechnical Preview。Windows版、MacOS版あり。
Migadu.com Email Hosting | Welcome to Our Home
月4ドルで使えるメールホスティングサービス。
Sneek: Human contact for remote teams
リモートワーク用のサービス。チームメンバーの様子を随時映しておく。すぐにビデオ会議も可能。Slackとの連携機能もあり。
ガジェット
新型MacBook ProにSSDもバッテリーも増やせるわずか9mmの拡張ドック「Line Dock」爆誕!! : Techable(テッカブル)
新型MacBook Pro用のUSB-C用の拡張ドック。バッテリー、SSDに加えSDカードリーダー、ミニディスプレイポート、USB3.0 QUICKCharger付き3つ、USB-Cポート左右に2つ、HDMI、MicroB USB3と全部盛り。Indiegogoで出資受付中。
レノボ6型スマホPHAB2 Proは本日発売、4万9800円。GoogleのAR技術Tangoを初搭載 : Engadget 日本版
Google Tangoを搭載したレノボのスマートフォンが日本で発売。価格は税別4万9800円。