Gather-Tech.info #35: インプットとアウトプットを継続する工夫
#35です。
先週はInside Frontendというイベントが開催されていました。
資料はまだまとまっていないようですが、まとめブログを書いてくれている方がいるのでこちらを見るとよいと思います。ビデオも公開されているみたいです。
- Inside Frontendに参加しました : Snaplog
- Inside Frontend #1に参加してきた : ゆとり日記
- Inside Frontend #1に参加したメモ : dackdive’s blog
このイベントで面白いと思ったのはAsk Me Anythingという特定のテーマについてブースのオーナーと自由に話をできるスペースを設けていたことです。こういう場がきちんと用意されていると参加者同士の交流にも繋がるし良さそうですね。
今週のイチオシ
t_wada さんを囲んだ : 彼女からは、おいちゃんと呼ばれています
t_wadaさんがどうやってアウトプットを継続しつつ、インプットも継続していっているのかについて。電車に乗ってるとき座れたらアウトプット、立ってたらインプットなどのノウハウが書かれている。
電車に乗った際、座ったときと立っているときでインプットとアウトプットを分けているのは新鮮。自分の中では電車の中では立っていようが座っていようがインプットしかできないものと思い込んでいた。確かに座っていてもブログの記事くらいは書けるしなるほどなーと思った。
また、深いインプットと浅いインプットの話も面白い。なんとなくやっている気もするが今度からは真似して意識的に使い分けるようにしたい。
ニュース
深層強化学習ライブラリChainerRL : Preferred Research
PFNがChainerを使った深層強化学習ライブラリChainerRLを公開した。
Kaspersky、セキュリティ重視の独自OS「KasperskyOS」を開発 : PC Watch
Kasperskyがサイバー攻撃などによるデータ漏洩など、さまざまな脅威からの防御を主眼に置いた独自OS「KasperskyOS」を発表した。
Announcing TypeScript 2.2 : TypeScript
TypeScript2.2がリリースされた。日本語でのまとめは以下が分かりやすい。
アーティクル
インフラチームと開発チームの垣根をなくすためにAWSのCI環境を構築した話 : VOYAGE GROUP techlog
17年オンプレで稼働してきたシステムをAWSへ移行した話。安全な環境、手軽な環境を意識。CloudFormationのテンプレートをGitHubで管理、変更したらPR、Travis CIで自動ビルドといった方法をとっている。
Sphinxのドキュメント作成を便利にする「sphinx-quickstart-plus」を作りました : Qiita
Sphinxの拡張するモジュール「sphinx-quickstart-plus」を作ったという話。markdownも使えるようにする拡張、Jupyter Notebookが取り込める拡張などいくつか便利な拡張が追加される。モンキーパッチで拡張している。
Web出身のUnityエンジニアによる大規模ゲームの基盤設計 : CyberAgent Developers Blog
Unityアプリの開発にMVPパターンを導入する方法について。Web開発と比較して説明されていて分かりやすい。
XamarinでWindows / Mac OSX 両対応のデスクトップアプリを作る : Qiita
Poderosa作者の方がMac版をXamarinで開発した時の知見をまとめたもの。WindowsとMacで違いがあること前提でどのように設計したのかなどが書かれている。
Heroku CIを使ってみた - Qiita
現在ベータ版のHeroku CIについて。Heroku Pipelinesと組み合わせて使用する。機能辞退は無料だがテスト実行するインスタンスが稼働した分だけ課金される。
Swift Top 10 Articles For The Past Year (v.2017)
過去1年間のSwiftに関する記事をランク付け、そのTop10の記事が紹介されている。ライブラリ、アルゴリズム、iOS、XCodeなどジャンルは幅広い。
スライド、ビデオ
Spark Framework with Kotlin : Speaker Deck
Golangを主要言語として開発してきたが、新たな基軸言語を求めてKotlinを採用した。JavaのマイクロフレームワークSpark使っている。既存のGolangで作ったものを置きかえるわけではなく、新しいサービスはKotlinを採用するというスタイル。
個人の有機的成長を支える「ふりかえり会」について : Speaker Deck
複数人であつまってふりかえり会をやっている。What?、OKR、User Experienceを記入するメソッドを利用して行っている。
Rubyにおける機械学習と統計分析のための環境整備の取り組み : Speaker Deck
現状Rubyだとデータサイエンス、機械学習の実用的なライブラリなどがない。そのためRubyからPythonやRを呼び出せるPyCallを作り始めたという話。
実践Server Side Swift : Speaker Deck
サーバーサイドSwiftについて。Swift公式サポートのOSはUbuntuなのでUbuntuで動くことを最優先に、Macで動くけどUbuntuだと実装されていないものもあるので注意。GCDを活用することもポイント。
ツール、ライブラリ
tebelorg/TA.Gui: GitHub
Webアプリの操作自動化ツール。裏ではCasperJS、PhantomJSを使っている。click login
などの自然言語っぽい感じでスクリプトを書く。キャプチャで操作を記録できるChrome Extensionも用意されている。
koogawa/iSensorSwift: GitHub
iOSで扱えるセンサーをまとめたサンプルアプリ集。Swift3で書かれている。
hypebeast/micro-auth: GitHub
GoogleとGitHubへのOAuth認証を簡単に追加できるマイクロサービス。Nginx/OpenResty, Lapisで作られている。
daleroberts/itermplot: GitHub
iTerm2にMatplotlibのプロットを出力できるツール。
JonathanLink/PDFLayoutTextStripper: GitHub
レイアウトを維持しながらPDFファイルをテキストファイルに変換するライブラリ。Java製。
書籍
軽量・高速モバイルデータベースRealm入門 : Amazon.co.jp
3/11発売予定。国内初のRealm本。
Infrastructure as Code ―クラウドにおけるサーバ管理の原則とプラクティス : Amazon.co.jp
3/18発売予定。Infrastructure as Codeを体系的にまとめた本。
Learn Python the Hard Way - Read for Free
Python3が学べるオンラインBook。
サービス、アプリ
Simlink - link for a day
24時間限定でURLやファイルを共有できるサービス。
Chorus uses AI to record, transcribe and analyze your meetings in real-time, revealing why deals are won and lost.
セールストークの電話や会議の内容を録音して分析してなぜセールスが成功したのか、失敗したのかを分析できるサービス
FOSSA - Effortlessly comply with open source licenses
OSSのライセンスを継続的にチェックするツール。5レポジトリまで無量。ビジネス用途だと$499/month。
Deploystack
各種クラウドサービスの用途ごとのカタログのようなサービス。Hosting、Domain Nameなどの用途ごとに代表的なサービスの比較ができる。
ガジェット
NuAns NEOがAndroid 7.1搭載スマホとして“Reloaded” ~おサイフケータイ、指紋認証対応。価格は49,800円 : PC Watch
トリニティ株式会社がAndroid 7.1搭載のSIMロックフリースマートフォンNuAns NEO [Reloaded]を発表。おサイフケータイ対応。出荷は5月予定。