Gather-Tech.info #83: あらためてクラウドを使う理由を考える
#83です。
先週はAmazonが店舗の未来の形と打ち出したAmazon Goの1号店がついにシアトルにオープンしたことが話題になっていました。
- レジのない「Amazon Go」がついにオープン、センサー満載の店内をチェック : BUSINESS INSIDER JAPAN
- Amazonの、監視カメラだらけのレジ無しコンビニエンスストアにて : TechCrunch Japan
- Amazon Go and the Future : Stratechery by Ben Thompson
あとはCoincheckが管理するNEMの外部流出がとても大きなニュースとなっていました。有志が外部への送信経路をトレースするなどしているようで今後の動向が気になるとことです。以下の記事が諸々とまとめられていて分かりやすいです。
今週のイチオシ
オンプレ思考からクラウド思考へ : Speaker Deck
オンプレミス中心の開発からクラウド中心の開発にシフトしたなかで感じたことがまとめられている。素材を組み立ててスピーディーに作るという価値観の変化、やりたいことにフォーカスできる。
当たり前にクラウドを使うようになってきた中であらためて「なんでクラウドを使っているんだろう」ということを思い出させてくれる内容だと思いました。
ニュース
Elixir : Google Cloud Platform
GCPでElixrが使えるようになったとのこと。App Engineなどで利用可能。
Google I/O 2018は5月8~10日に昨年と同じ野外会場で開催へ : ITmedia NEWS
今年のGoogle I/Oの開催日が発表された。クイズで告知するという面白い形式。
東京リージョンに新たにアベイラビリティゾーンを追加 : Amazon Web Services ブログ
AWSの東京リージョンにアベイラビリティゾーンが追加された。東京リージョンでは4つのアベイラビリティゾーンが利用可能に。
アーティクル
ライブラリやフレームワークを早く使いこなす方法 : 週休7日で働きたい
技術の使い方を素早く把握する方法について。学ぶことが目的ではなくアプリを作ることが目的なので全容を把握する必要はない、メソッドの命名規則などのルールから動作などを予測するなど。こういう無意識にやっているようなことの言語化よい。
It is not possible to detect and block Chrome headless
Headless Chromeからのアクセスを検知する方法の紹介とそれをバイパスする方法について。どの方法使ってもバイパスは可能。
どんなチームがReact Nativeによる開発に向いているか : Boostnote
React Nativeが向いているチームについて。なるべく早くリリースしたい、Webエンジニアがいるけどネイティブエンジニアがいない、Webとアプリの見た目をあわせたいなどいくつかの観点が書かれている。
Android Continuous Delivery – The Telegraph Engineering – Medium
Circle CI 2.0を使ったAndroidアプリのCIについて。Google Playへのα版、β版リリースまで行う方法が書かれている。
The Ultimate Guide to JavaScript Frameworks
JavaScriptフレームワークのガイドブック。有名なもの、歴史的に重要なもの、注目のものなどでカテゴリ分けて紹介。それぞれのPros/Consも書かれている。
【今日からできる】コミットメッセージに 「プレフィックス」 をつけるだけで、開発効率が上がった話 : Qiita
コミットメッセージにプレフィックスをつける運用について。単にレビューしやすくなる、ログを検索しやすくなるだけでなくコミットの単位を意識したり、見やすいコミットはどんなものなのか考えるきっかけにもなる。
スライド、ビデオ
ドメイン駆動設計を始めるために必要なチームのつくり方 : Speaker Deck
よいチームを作るためにやったことについて。Slackに分報チャンネルを作ってメンバー同士何を考えているのか理解し合う、情報共有とコミュニケーションを意識するなど。GKPTをやるってのは要はふりかえりをちゃんと行い問題を人ごとではなくチームの問題にするってことかな。
周りを巻き込みながら歩んできた現場コーチの話 : Speaker Deck
まわりを巻き込みながらものごとを進める方法について。FEARLESS CHANGEに出てくるパターンの中で印象に残っているものがまとめられている。
JavaScriptのE2Eフレームワークを触ってみる : Speaker Deck
JavaScriptのE2Eフレームワークについて。5つのフレームワークをあげてそれぞれの特徴を簡単にまとめている。検討するときの観点もまとめられている。
ツール、ライブラリ
YusukeHirao/markuplint: GitHub
HTMLのLintツール。JSONかYAMLで使いたいルールを定義して使える。
sharkdp/hyperfine: GitHub
コマンドのベンチマークツール。複数回実行、Warmupオプションがある。Rust製。
chie8842/easy_notifier: GitHub
Pythonのメソッドにデコレータを付けると実行が終わったときにSlackなどに通知してくれるツール。通知先はconfigファイルでいろいろと指定できる。
Micron.js - Webkul
DOM要素にインタラクションを追加できるライブラリ。
jez/git-heatmap: GitHub
Gitリポジトリの中で更新回数が多いファイルのヒートマップを表示してくれるツール。
サービス、アプリ
Integromat - The glue of the internet
IFTTTやZapierのようなアプリ連携サービス。Zapierとかより細かな制御ができる。無料プランでもそこそこ使えそう。
proris | プロダクトの未来をチームと創るPMツール
プロダクトマネジャーのためのコラボレーションツール。リーンキャンバスなどの整理ができるらしい。
nginxconfig.io
nginxのconfファイルのジェネレーター。