#86です。

先週はDevelopers Summit 2018が開催されていました。資料やTogetterのまとめは以下のページでまとめられていくようです。

また、AMP Conf 2018がアムステルダムで開催されていました。いくつか新機能の発表があったようです。

今週のイチオシ

「アジャイル導入」や「プラクティス導入」といった大きい一歩を踏み出してうまくいかないと嘆くあなたに送るたったひとつのアドバイス

アジャイルの導入がうまくいかないときに考えた方がよいことが書かれている。いきなりプラクティスを導入するのは敷居が高い、状況を整理してどこに向かいたいのをきちんと考える。

アジャイル(プラクティス)の導入も状況に合わせてアジャイルに行うということだ。変化は小さければ小さいほどいい

これはとても大事な考え方だと思いました。気づいたらこれってこのプラクティスだったんだくらいにできると良さそうです。

ニュース

AWSの「大阪ローカルリージョン」が利用可能に、DRなどでの利用を想定か : クラウド Watch

AWSの大阪リージョンが利用可能に。利用に当たっては申し込みと審査が必要とのこと。

AppleもiOS/macOSをProgressive Web Apps(PWA)対応へ。次のSafari 11.1でService Workerなど実装 : Publickey

iOSとmacOSの次バージョンにバンドルされるSafari 11.1でService Workerがサポートされるとのこと。

Amazon、Alexaのプッシュ通知機能を開発者向けに公開 : ITmedia NEWS

Alexaのプッシュ通知機能のプレビュー版が公開。申請の必要あり。

アーティクル

Rails の Issue とプルリクを毎日読むと勉強になる : アジャイルSEの憂鬱

RailsのPRとIssueに毎日目を通す話。隅々まで見ようとしないで興味のないやつは読み飛ばすなど雑に読む、感想をTwitterに書いて残す、仕事で使えそうなものは社内に共有する。

SaaStr annual2018 l 世界最大のSaaSカンファレンスから vo.1 : ABEJA “Arts” Blog

SaaSカンファレンスSaaStr annual2018のレポート記事。SaaS業界の2018年の動向の考察が書かれている。他にもOrganization、Salesなど分野毎に全5回でレポートされている。以下も合わせて読みたい。

How to get your site on HTTPS for free in 10 minutes

Cloudflareを利用してサイトをHTTPS化する方法について。設定方法について詳細に解説されている。最後にLet’s EncryptとAWS Certificate Managerを使う方法についての解説も少しあり。

Service Worker スクリプトのインストールと更新処理

Service Workerスクリプトとは何か、更新確認のタイミングとロジックなどがまとめられている。キャッシュまわりの挙動も分かりやすく書かれている。

英語論文執筆のために arXiv からの例文検索サービスを作った話 : Ichiro Maruta Homepage

英語論文の例文検索サービスを作った話。arXivのBulk Data Accessを利用、FM-indexに基づく検索エンジンの作成、Crow + Vue.jsでの実装、メモリ使うのでEC2のr4.largeインスタンス使用。

導入して改善のスピードが上がったKPTFのお話 : nooora|note

KPTにFogを足したKPTFを導入した話。まだもやもやしていてきちんと決まっていないことも出してもらうことで改善スピードが上がったとのこと。

Baltoサービス終了の背景 : Goodpatch Blog

GoodpatchがBaltoをサービス終了させた理由が書かれている。価格設定の甘さ、ユーザーの組織事情にフィットしづらかった、導入ハードルが高かったなどが理由と分析している。それを踏まえた反省点と次どうするかが書かれている。

スライド、ビデオ

Real world es201x and future : Speaker Deck

フロントエンドのアーキテクチャやフレームワークの変遷、これから先に向けて今あるコードにどうやって向き合い手なずけていくかが書かれている。

Challenges for Global Service from a Perspective of SRE : Speaker Deck

クックパッドのSERチームの取り組みについて。グルーバルサービスでの課題を4つあげてそれぞれの課題についてどう考え、対応したのかがまとめられている。

これが Cloud Native な セキュリティログ分析だ (仮) : Speaker Deck

SIEM(Security Information and Event Management)に必要な機能のまとめとそれをAWSのサービスで実装する方法について。

「規約に同意」のUX -ストレスフリーな同意UIとその実現方法- : Speaker Deck

利用規約をユーザーに読んでもらいやすくするために取り組んだことがまとめられている。UIをどう変えたか、Word主流だったものをどうWeb化したか。

加速するフロントエンドとPWA : Speaker Deck

PWAについて。Service Worker、Offline Cache中心に解説されている。周辺技術の解説、dev.toの例も書かれているので分かりやすい。

ツール、ライブラリ

vektah/gqlgen: GitHub

GraphQLサーバーを簡単に作成できるGoのライブラリ。

kantord/just-dashboard: GitHub

Gistにyamlでデータの定義ファイルを置いておくとそれを読んでダッシュボード化してくれるツール。

ipkn/crow: GitHub

C++のWebマイクロフレームワーク。Flaskに影響を受けている。

Proton Native - React Native for the desktop, cross compatible

React Nativeと同じSyntaxでクロスプラットフォームデスクトップアプリが作れるライブラリ。

サービス、アプリ

TablePlus | Modern, Native Tool for Database Management

データベース操作用のMacアプリ。PostgreSQL、MySQL、SQLiteなどに対応。無料版もあり。

Popcorn Notify

テキストメッセージとメールをAPIで送れるサービス。PythonとJavaScriptはライブラリもある。APIキーは1000メッセージごとに$10。

Online Remote Desktop Client | Online VNC and RDP client

ブラウザからRDPやVNC接続できるサービス。接続できるデスクトップの数で料金プランが用意されている。

Where work gets done | Workast

Slackを利用したタスク管理ツール。Slackのチャンネルと一致したリストでタスク管理ができる。