Gather-Tech.info #113: データ分析はきちんとしたログ設計があってからこそ
#113です。
先週はCEDEC2018が開催されていました。以下の2サイトでほとんどのセッションのレポート記事がまとめられています。
THE GUILD勉強会 #03「データ×UXデザイン」が開催されていました。以下はまとめ記事です。資料もまとめられています。データ分析の改善にUXデザインの考えを取り込む方法が紹介されていて参考になります。
また、Kotlin Fest 2018も開催されていました。以下で資料がまとめられています。
今週のイチオシ
ソーシャルゲームの価値を上げるログデータのつくりかた : てっくぼっと!
ログデータについて。ログの必要性、ログの種類や活用例、設計に必要なことや工夫と実例についてまとめられている。
使いやすいログ設計をするために必要な情報が分かりやすくまとめられています。データ分析をしっかりと行うためにはきちんとしたログの設計が必要不可欠です。データ分析についてのエントリが最近は目立ちますが、きちんとしたログの設計があってからこそということを忘れてはいけないですよね。
ニュース
Introducing headless Chrome support in Cloud Functions and App Engine : Google Cloud Blog
Google Cloud FunctionsでもNode.js 8ランタイムをサポート。これによりCloud FunctionsでPuppeteerが使えるように。
macOS Mojaveで「どこでもMy Mac」廃止が発表。代わりに公式リモートデスクトップアプリを推奨 - Engadget 日本版
macOS MojaveからどこでもMy Macの機能の廃止が発表された。Apple Remote Desktopへの移行を推奨。
New T3 Instances – Burstable, Cost-Effective Performance : AWS News Blog
AWS EC2にT3インスタンスが登場。仮想コアが2コア、CPUクレジットが2倍になるなど。
アーティクル
Misocaに必要なことは全て受入プロジェクトで学んだ : Misoca開発者ブログ
中途で新しく入った人向けの受け入れプロジェクトについて。1か月かけてその会社での仕事の進め方などを一緒に作業してもらいながら覚えてもらう。
DatadogでDocker監視が幸せになった話 : エムスリーテックブログ
DataDogでのDockerコンテナ監視について。なぜDataDogを選んだのか、基本的な設定方法、はまりポイントについて書かれている。
SaaS業界の市場規模・トレンド徹底解説!SaaS業界レポート2018(1万字超/カオスマップあり) : ボクシルマガジン
SaaS業界レポート2018。市場動向、資金調達やIPO動向、トレンドなどがまとめられている。
Managing generated files in GitHub : Bryan Clark – Medium
.gitattributes
に設定を書くことでGitHubのPR内のdiff表示を制御する方法について。linguist-generated=true
と指定することで表示されなくなる。
スタートアップの技術選定とアプリケーションプラットフォーム : laiso
スタートアップのアプリプラットフォーム選定について。Webでいくかネイティブでいくかの考え方などがまとめられている。
Python Plotting Basics — Simple Charts with Matplotlib, Seaborn, and Plotly
Pythonのプロットライブラリの使い方について。Matplotlib、Seaborn、Plotlyの特徴と基本的な使い方について書かれている。
スライド、ビデオ
デザインとコミュニケーションで改善するデータのUX : Speaker Deck
データのUXについて。伝わるデータのビジュアルをデザインする、データを介したコミュニケーションを活性化させるなど。Slackにデータを流すことでカジュアルにコミュニケーションを生む。
Webpagetestから始める継続的パフォーマンス改善
Webアプリのページロードタイムのパフォーマンス改善について。ページロードのパフォーマンスがよいの定義、関係する指標、計測方法やサービスの紹介、計測結果の確認と改善方法などがまとめられている。
Auroraの凄さを振り返る : Speaker Deck
Amazon Auroraについて。Well-Architectedの5つの柱である信頼性、パフォーマンス効率、コストの最適化、セキュリティ、運用上の優秀性の観点でAuroraの特徴とアーキテクチャが説明されている。
スケール可能で運用しやすいWebSocketサーバ設計の課題と工夫 / The development of scalable and operating friendly WebSocket Server : Speaker Deck
WebSocketのセッションを受けて維持するデーモンkuiperbeltを使ったスケールしやすいWebSocketサーバーの設計と運用について。
創業140年の古い会社でデータの民主化を進めた話 / nikkei data driven 20180823 : Speaker Deck
NIKKEIのデータ民主化の取り組みについて。データプラットフォームを作成、データ道場を開始してSQL基礎講座などデータ分析のノウハウを身につけるトレーニングを実施。
kotlin linter : Speaker Deck
Kotlinのlinterについて。ktlint、detektの基本的な使い方、標準ルール、カスタムルールの作り方についてなどがまとめられている。
ツール、ライブラリ
ivebencrazy/favioli : GitHub
ファビコンを絵文字に設定してタブを認識しやすくできるChrome拡張。
docsify
JavaScript製のStatic Site Generator。CLIツールあり。Vueコンポーネントを使用可能。
lra/mackup: GitHub
Mac/Linuxのアプリやツールの設定ファイルをDropbox上のフォルダにバックアップできるツール。
JdbcRunner - 汎用データベース負荷テストツール - dbstudy.info
データベース負荷テストツール。スループット、レスポンスタイムを測定できる。
nexe/nexe: GitHub
Node.jsアプリを実行可能ファイルにコンパイルするCLIツール。
サービス、アプリ
ProtoPie - Prototype mobile interactions as easily as Pie
プロトタイピングツール。デバイスの加速度センサーなどのセンサーも使える。Sketch、Adobe XDファイルのインポートも可能。
BackYourStack: Discover the Open Source projects you are using and need financial support.
GitHubのOrg内を検索してOpen Collectiveでの支援対象プロジェクトの確認とその支援状況などを確認できるサービス。
Qast – 社内Q&Aで、情報の扉をオープンに
Slackと連携可能なナレッジ蓄積サービス。
marchily 仕事見える、チームちかづく
日報、タスク管理サービス。自動既読機能、バッジによるゲーミフィケーション機能あり。1ユーザ800円/month。