#182です。

先週はVS Code Meetup #1が開催されていました。以下に資料といくつか参加レポートをまとめておきます。

ニュース

Introducing Forge - Work Life by Atlassian

AtlassianがAtlassian Forgeという自社製品のサービス拡張機能などを開発、実行するためのプラットフォームを発表。現在、プライベートベータ版の申し込みを受付中。

World Wide Web Consortium (W3C) brings a new language to the Web as WebAssembly becomes a W3C Recommendation

W3CがWebAssemblyが勧告フェーズになったことを発表。

アーティクル

SREってなんだ?哲学と習慣、そしてツール。 : New Relic公式ブログ

SREについて。SREの哲学と原則、SREを成功させる要素、ツールとプロセスについて、New RelicでのSREの役割についてなどが書かれている。

プロダクトが進捗していないと感じた時の戦い方 : hikoharu’s PM blog

プロダクト作りにおける負債の種類、負債がうまれるパターン、複数の負債が絡まる怖さとそれをどう解きほぐしていくかなどが書かれている。

デザイン負債を返済する - クラシルのデザインの展望2020 : dely design

デザイン負債について。内部一貫性と外部一貫性の欠如について、デザイン負債の返済で得られること、デザイン負債を返却するための取り組みについて書かれている。

機械学習の説明可能性(解釈性)という迷宮 : 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ

機械学習の説明可能性に関するいくつかの研究の紹介と実務の現場にとっての説明可能性は何かについての考え方が書かれている。

Airシフトをより良くするためにチームで取り組んでいること : リクルートテクノロジーズ メンバーズブログ

チームをよい方向に持っていくために行っている工夫について。違和感を気軽に発言できるチャンネルを作る、パフォーマンスなどを可視化して改善をしたくなる状況にする、スキルマップを作り個人の向上心を引き上げる。

より良いコードレビューをするために気をつけていること : Mercari Engineering Blog

コードレビューをするときに心がけるとよいことについて。IDEで確認するなどの具体的な方法から、全体像を把握するなどの観点などまで書かれている。

スライド、ビデオ

めんどうくさいゲームセキュリティ : Speaker Deck

ゲームアプリでのセキュリティ診断について。サーバーサイドとクライアントサイドの両方で対策をする必要がある、チート対策のためにバイナリの改ざん対策もチェックする必要があるなど。

Introduction to containers and beyond : Speaker Deck

DockerとKubernetesの基本的なことがまとめられている資料。

強いエンジニアという灯 : Speaker Deck

強いエンジニアの定義についての見解。強いエンジニアとはどのようなものか、効果的な学習とは何か、信念を積み上げることの大切さ、失敗の芽に対応することの大切さなどが書かれている。

ツール、ライブラリ

skovy/cooky-cutter: GitHub

特定の構造を定義してinterfaceからダミーデータを生成するTypeScriptのライブラリ。

Hammerspoon/hammerspoon: GitHub

Macの自動化ツール。Luaでスクリプトを書く。

toshi1127/css-optimization: GitHub

Puppeteerのcoverage機能を使って使われていないCSSを取り除き最適化されたCSSを出力できるツール。

actions/runner: GitHub

GitHub Actionsのself hosted runner。C#製。

Multipass orchestrates virtual Ubuntu instances

ローカルでUbuntu LTSのインスタンスをコマンドラインで手軽に実行できるツール。Windows、Mac、Linux対応。

BugJail – New Java Debugger - Debug Across Time With Mouse

Java用のデバッガーツール。実行全体を記録して後から詳細をドリルダウンできたり音楽プレイヤーのように時間をスライダーで操作してデバッグできる。

サービス、アプリ

xs:code - Monetization for Open Source Projects

Privateリポジトリへのアクセスを有料化できるサービス。プライベートとPublic両方で公開し、プライベートの方で追加機能などを提供するなどの使い方を想定している。